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知的エージェント


知的エージェントとは、人間と知的な対話をするコンピュータシステムのことである。

われわれは、アニメーションで表現され、表情や身振りを行いながら、人間と対話をする知的エージェントを開発している。

過去の議論記録や、その発言時の表情や身振りの記録を利用して、知的エージェントは発言を行う。

加藤 湯浅 田中前田 池田小川尾本杉本 鈴木 西原 若木柴崎木藤 佐藤上田 鬼頭 山崎藤井 増塩 中務 小口

法的論証支援システム(加藤1998-03)

  • 法的論証生成支援システムの構築 [加藤1997]
  • ルールの間に優先関係が存在する場合,ある結論が成立するかどうかを証明するために,その結論の論証を求めるだけではなく, その論証に対する反論,その反論に対する再反論。。。,などを求め,論証の間の優先関係を計算して, その結論の論証が反駁されないことを示すシステムを開発しました。

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    交渉エージェントにおける表情生成湯浅(2004-03)

  • 擬人化エージェントの表情戦略 [湯浅2004]
  • ネットワークを介して交渉を行う場合に,単に条件を相手に提示するだけでなく, 擬人化エージェントの表情を通じて心理状態を相手に伝達した方が交渉が円滑にまとまることがある。 たとえば左の図にあるように,匿吊の者同士の価格交渉に表情データを用いることによって, 交渉経過がある程度,コントロールできることが観測されている。 このような表情の戦略は,取引の交渉だけでなく, 害賠償の交渉や,調停や仲裁や,教育の場面での応用が期待できる。

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    過去の調停事例を利用したオンライン調停エージェント(田中2006-09,前田2007-03)

  • 事例に基づいたオンライン調停支援システム[田中 2006]
  • 新たな紛争解決手段として注目される “調停” をオンライン上で実現し,また調停を行う調停者の教育支援も行う,オンライン調停支援システムを開発しています。

    オンライン調停支援システム




  • 調停教育における論争エージェントの開発[前田2006]
  • オンライン模擬調停を利用すれば,参加者がインターネットを介して模擬調停 に参加することができます。しかし,模擬調停を行うには,参加者を集める必要が あるため頻繁に行うことができません。

    本研究では,調停者・両当事者の3人が揃わなくても模擬調停を行える環境を つくるため,当事者の一方または両方をエージェントとし人間と論争を行う論争 エージェントを開発しました。論争エージェントに,背景知識と過去の論争ログを利 用し現在の論争状況に適した発言を行わせるため,発言生成や発言選択の技法を 提案しました。さらに,論争エージェントには(1)議論の収束性・発散性,(2)利己的・協調的,(3)論理的・非論理的の3つの特性を設定しました。

    実験により,論争エージェントの3つの特性を変えることで多様な論争を行え ることを示しました。

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    非言語情報の解析と エージェントの動作生成(池田2010-03,小川2010-03,尾本2012-03,杉本)




  • 交渉対話事例に基づく交渉エージェントのしぐさ作成と評価 [池田2010]
  • 交渉では言語情報以外に,相手のしぐさによる非言語情報も必要だが,交渉において本当に必要なしぐさはまだ分かっていない。本研究では交渉エージェントに本当に必要なしぐさを見つけるため,人間の交渉中のしぐさの観察と分析を行い,有利・上利時のしぐさの単体出現頻度を調査した。抽出されたしぐさの特徴量を基に三種類のアニメのアバタエージェントに特徴量ごとにしぐさを作成し,エージェントのしぐさと人間のしぐさを見て,人間同様の情報が伝わるのか,アンケートによる印象比較評価を行った。検定の結果、しぐさの印象はエージェントの外見や性別に依存するが、エージェントに人間と同様なしぐさを行わせることは有効であることがわかった。

    ANVILを用いたしぐさの分析例

    三種類のアニメキャラクタのエージェント




  • 発話状況と社会的立場を考慮したロボットの集団適応動作 [小川2010]
  • ロボットの発話と動作設計の従来研究では,予めロボットの開発者が動作を行うタイミングを制御してロボットに発話をさせているシステムが多いが、実環境では複数のユーザとインタラクションを行っており,社会的立場を考慮して相手に適応する必要がある。本研究では用意した発話内容に適切な動作を複数人でロボットに教示をして,同一発話内容における集団適応動作生成システムを開発し,社会的立場に着目した集団適応動作の有効性を検証した。




  • 事例ベースを用いた擬人化エージェントのしぐさ表出[尾本2011]
  • 本研究では,交渉時における論点の遷移としぐさに着目し,実際に行われた交渉の動画から論点情報や非言語情報を抽出してマルチモーダル事例ベースを作成した.そして,作成したマルチモーダル事例ベースの有効性を調査するため擬人化エージェントを用いたシステムを作成し評価した.本研究では,1体の人間に近い男性エージェントを用いて評価実験を行った.評価実験の結果,交渉中の知識共有の場面では,発言やしぐさを理解していたという評価が得られた.

    エージェントのしぐさ生成システムの概要




  • 杉本くんの研究紹介[杉本2012]
  • このブロックは建設中です。

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    事例を用いた秘書エージェント(鈴木2001-03)

  • 事例を用いた秘書業務の支援システム [鈴木2001]
  • オンラインで他の人に連絡を取りたい場合であっても,相手が忙しいときや上在のときには連絡がつかないことがあります。 そこで秘書エージェントを使って,伝言を受け付けたり,連絡内容の重要度に応じて取り次ぎを行ったりするシステムを開発しました。

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    事例を用いたトラブルの自動相談(西原2004-03)

  • 商取引のトラブルの自動相談システム [西原2004]
  • 取引上のトラブルがあっても,裁判まで進むことはまれで,各地の消費者センターなどで相談されることも少なくありません。 消費者センターなどでは,相談の内容に応じて,解決案を助言したり,専門家を紹介したり,場合によっては調停や仲裁を行う可能性もあります。 そのような相談員を育てるには時間がかかり,また,近年,相談件数が増大しています。 そこで,典型的な問題に関して相談ルールを自動抽出し,相談員がいなくても典型問題に関して相談を行うWebページの生成システムを開発しました。

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    議論の数理モデル(若木1998-12,柴崎2001-03,木藤2011-05)

  • 知識の優先順位に関する仮説生成 [若木1998]
  • 知識の間に矛盾があるとき,知識の間に優先順位をつけて矛盾を解消する必要があります。 制約条件を満たしながら,目的の結論を得るためにどのような知識間の優先順位を付けたらよいかを計算する手法を提案しました。


  • 非単調推論の意味論を比較するための枠組み [柴崎2001]
  • 非単調推論とは,新しい事実が付け加わったときに,以前に成り立っていた知識が成り立たなくなる推論のことです。 今までに,多くの非単調推論の意味論が提案されてきています。また,それらを比較するための枠組みの理論も研究されています。 しかしながら,従来の枠組みでは,知識の間に優先関係がある場合には適用することはできませんでした。 そこで,従来の枠組みを拡張し,優先関係のある場合にも適用できる枠組みを提案しました。


  • 伴意関係に基づく弁証法的推論法の形式化とその議論への適用 [木藤2009]
  • 数理論理学は推論の正しさだけに基づいて論証の正しさを言及する学問です。一方,日常的に私たちは,結論を信頼するに値する論証のことを正しい論証と呼びます。より正確に言えば,推論が正しく,かつ前提に現れる命題がすべて正しいとき,そしてそのときに限りその論証を正しい論証とみなします。現在,計算機科学の領域において注目されている「議論《は,数理論理学が対象としない命題の正しさ(正確には論理的耐久性)を論理的に評価する手法を提供します。そしてこれに基づいて日常的な意味での論証の正しさを,受理可能性という観点から評価することを可能とする手法と言えます。このような特徴を持つ議論は上完全,上確実,上整合,主観的,分散化,開放系といったマルチエージェント環境が本質的に有する性質の情報下において特に効果的な計算方式です。これに起因して,近年ではマルチエージェントの計算と相互作用の基礎としても議論が注目されています。  本研究では,議論の持つ社会的意思決定あるいは合意形成の手段という側面に注目し,次の2項目を実現しました。第一に,私たちが対立の対処法として行っている協調,譲歩,妥協といった思考の一側面を論理的に定義し,伴意関係で規定される特殊化と一般化に基づいてその推論方法を定式化しました。提案された推論法は推論の前提から演繹されない論理式を導出するという性質を持ちます。第二に,提案した推論法をマルチエージェントの議論に適用し,議論における対立が対話的に解決されることを示しました。言い換えると,議論の開始時には得られない新たな代替案を対話的に生成し議論における対立が解決されることを示しました。

    システム全体図

    妥協案の発見支援

    システム全体図

    妥協案の発見支援

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    交渉エージェントの発言戦略(佐藤陽2000-03,上田2008-03)

  • ゲーム理論を応用した交渉支援システムのエージェント化 [佐藤2000]
  • 交渉において,提案を出すだけでなく,その妥当性の検証を行い,反論や供託や脅しを含めた交渉戦略を提示するシステムを開発しました。


  • 上田さんの研究紹介 [上田2008]
  • 本研究では。。。。。

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    交渉の状態遷移(鬼頭1999-03)

  • 交渉会話の状態遷移モデルに関する研究 [鬼頭1999]
  • 提案と論証(説明,説得)を含む複雑な交渉の状態遷移モデルを提案し,交渉者の戦略により, 交渉がどのように進展するかをエージェントシミュレーションで解析しました.

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    交渉における意思決定支援(山崎1999-03,藤井2009-03)

  • 交渉支援システムにおける意思決定支援機能について [山崎1999]
  • 法律問題に関する交渉を支援するため,判例の検索,判例の多変量解析,AHPによる意思決定支援などの機能を持つシステムを開発しました。


  • 論議と妥協案発見を含めた交渉支援システムの開発[藤井2009]
  • 交渉の支援を行うシステムの多くは数値的な取引のみを扱っていますが,主張の妥当性への論議やお互いの要求を組み合わせて妥協案を発見することも重要となります。論議では各者の主張の妥当性によってその争点の有利・上利が決まります。本システムではユーザに論争ダイアグラムを作成してもらい,その否定関係から主張の妥当性を計算して各者が得るべき妥当なラインをユーザに示し,公平な交渉を支援します。また妥協案発見の支援として,ユーザ各々の要求条件の組み合わせを列挙し,それらの上下関係を矢印で示し,色と配置でどちらのユーザに有利かを示して表示します。これによりユーザはお互いの要求をうまく満たすような妥協案の発見が行えます。

    システム全体図

    妥協案の発見支援

    システム全体図

    妥協案の発見支援

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    交渉における派閥の解析(増塩2000-03)

  • マルチエージェント環境における集団交渉戦略 [増塩2000]
  • 複数エージェントが派閥を作って交渉を行う場合,派閥の大小によってどのような交渉戦略をとるのが最適か, また,個々のメンバーにとって最適な派閥はどのようなサイズか,を強化学習によるエージェントシミュレーションによって決定します。

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    取引を自動化するエージェント中務(2001-03)

  • 電子商取引を法的に支援するエージェントの研究 [中務2000]
  • インターネットの普及に伴い,近年,ネット上でのショッピングが盛んになってきています。 しかしながら,消費者に法律上の知識に乏しいため,取引上の思わぬトラブルに巻き込まれる可能性も増加してきています。 そこで,ネット上の商取引に関して,個々のアクションでどのような法律効果が生じているか, また,トラブル回避のためにどのようなアクションを起こせばよいかを助言するエージェントを開発しました。


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    モノポリーエージェント(小口2001-03)

  • モノポリーにおける交渉戦略 [小口2001]
  • モノポリーはサイコロを振ってコマを進めるボードゲームの一種です。交渉により,土地の権利書などをうまくそろえた人が大儲けをします。 上級者のゲームでは1つの交渉に数分かかることもめずらしくありません。 上級者のゲームをビデオにとり,それを解析することによって,上級者の交渉戦略を検出しようとしています。 また,抽出した戦略の有効性を検証するため,モノポリーサーバを作成し,異なった戦略を持つプログラム同士でゲームができるようにしています。


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    Nitta Laboratory Department of Computational Intelligence and Systems Science Interdisciplinary Graduate School of Science and Engineering Tokyo Institute of Technology